ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX(1)

さて、このブログの第1弾として紹介するのがコレ。

異論はあると思うのですが、あくまで個人的な感想として、クラシックBOXの凄さ(コストパフォーマンスと内容の充実)を最初に世間に知らしめたのがこのBOXだと思うんですね。

まず、50枚組というのが当時としては、破格の枚数。
そして、普通これだけ入っていれば、相当なお値段となるのですが、発売当時はなんと、1万円しなかった! びっくり(;゚Д゚)。
※現在はプレミアものになって、逆にお高めです。

発売当初、なぜかこの50枚でピラミッドを作ってアップする方が何人かいらっしゃったことを思い出します(笑)。

で、内容なんですけど、下記のとおりです。

【CD01】 ドゥランテ、ストルガ、ペルゴレージ作品集
【CD02】 J.S.バッハ:オーボエ協奏曲集
【CD03】 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
【CD04】 J.S.バッハ:音楽の捧げ物 BWV.1079
【CD05】 J.S.バッハ:モテット BWV.225-230
【CD06】 J.S.バッハ:ロ短調ミサ BWV.232
【CD07】 J.S.バッハ:ロ短調ミサ BWV.232
【CD08】 ヴィヴァルディ、J.S.バッハ:管弦楽作品集
【CD09】 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1009
【CD10】 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1010-1012

【CD11】 知られざるスペイン・バロック
【CD12】 17世紀のチェロのための作品集
【CD13】 ビバー:レクイエム イ長調/スッテファーニ:スターバト・マーテル
【CD14】 ボッケリーニ:チェロ協奏曲とシンフォニア集
【CD15】 ブクステフーデ:室内楽作品集
【CD16】 カッチーニ:新しい音楽/新しい音楽の書法
【CD17】 フランソワ・クープラン:室内楽作品集
【CD18】 ジャコモ・ファッコ、ヴィヴァルディ作品集
【CD19】 アントニ・フォルクレ:ヴィオール小品集とクラヴサン小品集
【CD20】 フレスコバルディ:音楽の花束 Vol.1 主日のミサ

【CD21】 フレスコバルディ:音楽の花束 Vol.2 聖母のミサ
【CD22】 グルック:オペラ・セレナード「中国人」
【CD23】 オルランド・ラッスス:モテットとミサ曲
【CD24】 オルランド・ラッスス:レクィエム、マニフィカト、モテット
【CD25】 アントニオ・デ・リテレス:歌劇「四大元素」
【CD26】 リュリ:ディヴェルティスマン集
【CD27】 マショー:ノートルダム・ミサ曲他
【CD28】 J.S.バッハ以前の聖トーマス教会のカントールの作品集
【CD29】 マラン・マレ:三重奏のための幻想的小品組曲集
【CD30】 モンテヴェルディと同時代のマドリガーレ集

【CD31】 モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
【CD32】 モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
【CD33】 パッヘルベルとJ.S.バッハ以前のバッハのモテット集
【CD34】 パレストリーナ:宗教合唱作品集
【CD35】 ペルゴレージ:歌劇「奥になった小間使い」
【CD36】 パーセル:劇音楽『予言者、またはダイオクリージャン』
【CD37】 無秩序の喜び~17世紀英国の2声部のコンソート
【CD38】 ラモー:歌劇「イポリートとアリシー」組曲
【CD39】 ラモー:歌劇「プラテー」「ダルダニュス」より管弦楽組曲
【CD40】 ラモー:バレエ付オペラ「ピグマリオン」

【CD41】 ルベル:表題付きトリオ・ソナタ全集
【CD42】 サント・コロンブ:ヴィオール作品集
【CD43】 アッレサンドロ・スカルラッティ:ソロ・カンタータ集
【CD44】 アレッサンドロ・スカルラッティ:ヨハネ受難曲
【CD45】 テレマン:木管楽器のための協奏曲集
【CD46】 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」「海の嵐」「喜び」
【CD47】 ヴィヴァルディの歌劇序曲集他
【CD48】 ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ集
【CD49】 ゼレンカ:神の御子のミサ曲/聖母マリアのためのリタニア
【CD50】 ゼレンカ、ピゼンデル:シンフォニアと協奏曲集

 

バッハ、ヴィヴァルディ、ラモー、モンテヴェルディなど有名作曲家の割合が高めですが、全体的にはバランスの良い選曲となっています。
CD11の「知られざるスペイン・バロック」なんて、フラメンコのような雰囲気で、おそらく皆さん、初めて聴く曲ばかりでしょうが、なかなか楽しいですよ。
CD37の「無秩序の喜び」は、リコーダーとチェンバロという特異な組み合わせですが、17世紀イングランドの叙情的な小曲を集めた素晴らしい一枚です。リコーダーの名手・ペドロ・メメルスドルフの超絶技巧に酔いしれてください。

あと、このBOXはパブリックドメイン(著作権切れ音源)ではなくて、一流の古楽演奏家による、最新のデジタル録音をメインに構成しています。
「聖母マリアの夕べの祈り」は、ユングヘーネル指揮の1994年録音、「四季」は、フライブルク・バロック・オーケストラの1996年録音、というように。
往年のリヒターとかパイヤールがお好みの方には少々肩透かしでしょうが、古楽は最新の考証の繁栄や、楽員のテクニックの水準がキー・ポイントなため、これはこれでポリシーのしっかりした企画だと思います。

 

 

ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX(2) に続きます。

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