7月の試聴室 アルヴォ・ペルトの音楽
現代音楽界に突如現れた静謐な音楽 7月も最後の日になりましたので、試聴室の番になります。 今回は、エストニアの現代音楽作曲家、アルヴォ・ペルトの音楽を取り上げたいと思います。 さて、話は1980年代後半に遡ります。 とあ …
もっと読む 7月の試聴室 アルヴォ・ペルトの音楽少しの投資で贅沢なひとときを
現代音楽界に突如現れた静謐な音楽 7月も最後の日になりましたので、試聴室の番になります。 今回は、エストニアの現代音楽作曲家、アルヴォ・ペルトの音楽を取り上げたいと思います。 さて、話は1980年代後半に遡ります。 とあ …
もっと読む 7月の試聴室 アルヴォ・ペルトの音楽◁(前の記事)ブルーノ・ワルター EMI録音集(2) 妖しい美しさを放つワルターのモーツァルト さて、ワルターのEMI録音を集めたこのボックス。1枚目は彼が得意としたモーツァルトです。 最初にピアノ協奏曲第20番二短調 …
もっと読む ブルーノ・ワルター EMI録音集(2)戦前の爛熟したワルターの演奏 ブルーノ・ワルターと言いますと、晩年のコロンビア交響楽団との演奏があまりに有名です。 穏やかでよく歌い、低弦がどっしりして迫力にも欠けない演奏。 モーツァルトの「ト短調」、ベートーヴェンの「 …
もっと読む ブルーノ・ワルター EMI録音集(1)謎に包まれた名手 ソロモン ソロモン・カットナー(1902年8月6日 – 1988年2月2日)は、イギリスの伝説的なピアニストです。 伝説的な、と申しましたが、なぜそう言われるかというと、彼は1956年、脳梗 …
もっと読む ソロモンの弾くベートーヴェン◁(前の記事)マリア・ジョアン・ピリス DG室内楽録音全集(1) 室内楽の愉悦 フランク、ドビュッシー、ラヴェル 前頁でベートーヴェンとブラームスの素晴らしいソナタ演奏について書きましたが、後半はその他の演奏について。 …
もっと読む マリア・ジョアン・ピリス DG室内楽録音全集(2)ピリスと名手たちが醸し出す愉悦の室内楽 マリア・ジョアン・ピリスは、1944年ポルトガル生まれの、現代を代表する女性ピアニストの一人です。 自由奔放、野性味満点のアルゲリッチに対し、リリックで居住まい正しく弾くピリス。彼 …
もっと読む マリア・ジョアン・ピリス DG室内楽録音全集(1)◁(前の記事)クラウス・テンシュテット EMI録音ボックス(1)はこちらへ 堅牢かつ熱狂にも不足しないベートーヴェン このボックスには、ベートーヴェンの「英雄」、「田園」、「第8」の3つの交響曲、それに序曲 …
もっと読む クラウス・テンシュテット EMI録音ボックス(2)現代のフルトヴェングラーともいわれた逸材 クラウス・テンシュテットの名前を言えば、「あゝ、懐かしい」と声を漏らすクラシックファンは少なくないと思います。 1926年生まれと言いますから、(2017年6月現在)生きていても …
もっと読む クラウス・テンシュテット EMI録音ボックス(1)