クラシック音楽BOX鑑賞の旅 – ページ 11 – 少しの投資で贅沢なひとときを

エリック・サティ＆フレンズ

NHK-AM第2放送で「朗読」という番組があります。世界各国の文学の名作を当代の名優が重厚に読み上げるという、NHKらしい渋い番組なのですが、最近も橋爪功さんの朗読で百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」が長期間放送され、大 …

チョン・キョンファ（鄭京和）といえば、かつては泣く子も黙る勢いのヴァイオリニストでしたが、出産や指のケガなどもあって現在では活動をセーブし、むしろ弟の指揮者、チョン・ミョンフン（鄭明勲）の方が有名になっています。ただ、 …

飛ぶ鳥を落とす勢いのシノーポリ最盛期の名演奏ジュゼッペ・シノーポリは、1946年ヴェネツィア生まれ。2001年4月、ヴェルディの歌劇「アイーダ」上演中に54歳で急逝した名指揮者です。 1980年代、彼がドイツ・グラモフ …

◁（前の記事）ブルーノ・ワルター　ＥＭＩ録音集（4）生命の危険の中、記録された凄絶なマーラー全５回にわたって取り上げてきたブルーノ・ワルターEMI録音集。今回が最終回です。ラストは、ワルターの元上司であり、ワルター …

◁（前の記事）ブルーノ・ワルター　ＥＭＩ録音集（3）貴重な３０年代のワーグナー演奏の記録このブログではブルーノ・ワルターのEMIボックスについて紹介していますが、今回は４回目。ワルターの、そして戦前の貴重なワーグナ …

◁（前の記事）ブルーノ・ワルター　ＥＭＩ録音集（2）戦前の代表的レコード「田園」&「未完成」ワルターの「田園」と「未完成」と言えば、一般的には晩年のコロンビア交響楽団＆ニューヨーク・フィルハーモニーとの録音が …

現代音楽界に突如現れた静謐な音楽７月も最後の日になりましたので、試聴室の番になります。今回は、エストニアの現代音楽作曲家、アルヴォ・ペルトの音楽を取り上げたいと思います。さて、話は1980年代後半に遡ります。とあ …

◁（前の記事）ブルーノ・ワルター　ＥＭＩ録音集（2）妖しい美しさを放つワルターのモーツァルトさて、ワルターのEMI録音を集めたこのボックス。1枚目は彼が得意としたモーツァルトです。最初にピアノ協奏曲第20番二短調 …

戦前の爛熟したワルターの演奏ブルーノ・ワルターと言いますと、晩年のコロンビア交響楽団との演奏があまりに有名です。穏やかでよく歌い、低弦がどっしりして迫力にも欠けない演奏。モーツァルトの「ト短調」、ベートーヴェンの「 …

謎に包まれた名手　ソロモンソロモン・カットナー（1902年8月6日 – 1988年2月2日）は、イギリスの伝説的なピアニストです。伝説的な、と申しましたが、なぜそう言われるかというと、彼は1956年、脳梗 …